01_「Rock This Town」(アルバム:Stray Cats) The Stray Cats Rock This Town Official Video[315,707_2011/01/03]
■曲名:Rock This Town
■曲名邦題:ロック・タウンは恋の街
■アルバム名:Stray Cats
■アルバム名邦題:涙のラナウェイ・ボーイ
■動画リンク:「Rock This Town」
この曲のPVは必見です。
オールディーズな世界観がすばらしいです。
まず48秒、これから楽しい時間を過ごそうぜという感じのブライアンがくるりと回って、女性と手を合わせるシーン。
それから1:30から白いドレスの女性と踊るシーンは、まるで映画のワンシーンみたいです。
演奏している他の2人も、クールなことこの上なし!
「ロック・タウンは恋の街」という邦題もいい感じですね。
この曲の歌詞は、門限を気にする女の子と彼氏の気持ちを歌ったものです。
男性は週末この町をロックして(揺さぶって)やるぜと意気込んでいます。
この曲は本国アメリカで、初のトップテン・ヒットになりました。
アメリカで売れるということは、世界中で聞かれるようになるということです。
彼らがロックさせたのは、この町だけでなく世界かもしれません。
いやはや、本当にかっこいいですね。
02_「Blast Off」(アルバム:Blast Off) Blast Off - Stray Cats[135,743_2009/10/29]
■曲名:Blast Off
■曲名邦題:ブラスト・オフ
■アルバム名:Blast Off
■アルバム名邦題:ブラスト・オフ
■動画リンク:「Blast Off」
彼らはファースト・アルバムの人気が高く、私もランキングで唯一4曲選んでいます。
その後のアルバムも悪くはありませんが、ファーストを超えることができないでいました。
彼らは1984年活動を停止し、1986年に再結成しています。
再結成第一弾は、カバー・アルバム「ロック・セラピー(Rock Therapy)」でした。
それもやはりファーストには遠く及びません。
しかしその次に出たこのアルバムで、彼らは再び頂点を極めんとしています。
はっきり言ってこのアルバムは、あの偉大なファースト・アルバムと並ぶ出来です。
これこそが最高傑作だと断言する人も少なくありません。
そのアルバムの1曲目がこの曲です。
おそらくファンは当時この曲を聞いて、大喜びしたことでしょう。
出だしの掛け合いから、興奮のるつぼに叩き込まれてしまいます。
もし途中で追いかけるのを止めた方は、ぜひこのアルバムを聞いてみてください。
頭のネジが外れそうになる曲が目白押しですから。
03_「Rumble In Brighton」(アルバム:Stray Cats) The Stray Cats - Rumble In Brighton[229,036_2014/08/20]
■曲名:Rumble In Brighton
■曲名邦題:ランブル・イン・ブライトン
■アルバム名:Stray Cats
■アルバム名邦題:涙のラナウェイ・ボーイ
■動画リンク:「Rumble In Brighton」
彼らは以下の3名組です。
・ブライアン・セッツァー(Brian Setzer):ギター、ボーカル
・リー・ロッカー(Lee Rocker):ベース
・スリム・ジム・ファントム(Slim Jim Phantom):ドラム
名前からしてかっこいいですね。
通常スリーピースのバンドは、演奏に自信がある場合が多いのですが、彼らもその例の漏れません。
特に掛け合いなど、楽器同士が有機的に絡むところが魅力です。
クールでいなたいギター、スイングさせるベース、タイトなドラム、全員技量は互角です。
その一例として、この曲を聞いてみてください。
このぐらいの演奏になると、歌がなくてもかまわないと思えるほどです。
しかし2:44からダメ押しのごとく、コーラスでもたたみかけてきます。
シングルカットされていないのが、不思議なぐらいの名曲ではないでしょうか。
04_「Rebels Rule」(アルバム:Rant N’ Rave With The Stray Cats) Rebels Rule - Stray Cats - Original Uncensored Studio Version[13,886_2014/08/12]
■曲名:Rebels Rule
■曲名邦題:ぶっ飛ばせ!ティーン・エイジ
■アルバム名:Rant N’ Rave With The Stray Cats
■アルバム名邦題:セクシー&セヴンティーン
■動画リンク:「Rebels Rule」
彼らのアルバムは、人によって何枚目と言った時の作品が違います。
問題は「ビルト・フォー・スピード(Built For Speed)」という編集盤の存在です。
今では全世界同時にデビューするのが当たり前かもしれません。
しかし当時は必ずしもそうではありませんでした。
当時彼らはイギリスではデビューしていましたが、まだアメリカではデビューしていませんでした。
アメリカでデビューするために、ファーストとセカンドの良い曲を1枚にまとめたのが、先程の編集盤です。
当然出来は悪かろうはずもなく、アメリカでも売れに売れて、15週連続2位となりました。
なぜ1位になれなかったかというと、当時1位にはマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の「スリラー(Thriller)」が鎮座していたからです。
ついていませんでしたね。
さてこの「Rant N’ Rave With The Stray Cats」はその次のアルバムで、イギリスでは3枚目、アメリカでは2枚目となります。
しかし前作ほどの評価は得られませんでした。
前作が出来過ぎでしたから、比べるのが酷な気もしますが。
このアルバムも、今聞くとそれほど悪くないと思いますけどね。
特にオーニングを飾るこの曲はいかがでしょうか。
ボ・ディドリー・ビートが、実に心地よい曲です。